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ずらりと一列に並んでいる動物や人などの絵を見て、「この動物は前から何番目ですか?」「後ろから何匹目ですか?」「後ろに何人いますか?」などの問いに答える問題です。順序数や集合数の理解を深めましょう。

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順番

教材ラインナップ

「順番」教材内容について

ずらりと一列に並んでいる動物や人などの絵を見て、
「この動物は前から何番目ですか?」「後ろから何匹目ですか?」「後ろに何人いますか?」
などの問いに答える問題です。順序数や集合数の理解を深めましょう。

順番-解説図1

「100まで数えられるよ」というお子さんはたくさんいます。
けれども未就学児には、100まで「言える」ことより、たとえ10までの数であっても順序数・集合数の概念が理解できることのほうが大事です。

「順序数」は「前から3番目」「右から4番目」などのように、ものの順番をあらわす数です。
そしてものを順番に数えたとき、その最後の数が全体の個数を表す「集合数」となります。

例えば、下の図2のように「前から2番目に○をつけましょう」という問題のとき、問われている「2」は、「順序数」としての「2」です。
ヒヨコがが2羽いることを表しているのではなく、順番の数を表現しているのです。

順番-解説図2

また、後ろから「2羽に×をつけなさい」という問題の場合は、問われている「2」は集合数としての「2」なのです。
同じ「2」」であっても意味が違うので、まずはそこをしっかり理解することがとても大切です。

練習方法として、まず1から5までの数字が書かれたカードを、左から数の小さい順に並べてみましょう。

3のカードは左から3番目にあるように、4のカードは4番目にあるように並べます。
「左から2番目はどのカードかな?」「左から3枚はどのカードかな?」
と子どもに質問をして、練習を重ねてみてください。

カードを左から並べてみたり、右から並べてみたり、あるいは縦に並べて前から、後ろからなど、様々に「数える」練習をしていくと、「集合数」と「順序数」が理解できていきます。

今度は数が書かれていないもの、例えばおはじきなど(リンゴでもミカンでもなんでも良い)を横に5個並べてみましょう。

そして一つ指さして、
「このおはじきは、どこにあるかな?」「左から2個はどのおはじきかな?」
とたずねて、答えさせてみましょう。

理解が深まり「右から何番目」というように上手に答えられるようになれば、おはじきの数を少しずつ増やしていき、同じように練習していきましょう。

さらに、右から4番目のおはじきがわかるようになったとき、そのおはじきの右側には3個のおはじきがあることも理解させていきましょう。
「集合数」と「順序数」のちがいは、指導者側が意識して教えることが大事です。

また教材には、下の図3のように「順番が入れ替わったときどうなるか」というような問題も多く含めています。

順番-解説図3

解法例ですが、まず移動するラクダを線で消してみます(図4-左)。
次に移動先の一番後ろに○などの印をつけ、並び方を分かりやすくします(図4-右)。
移動するのはラクダのみで、他の動物の並び方は変わらないことに気付けば問題ないでしょう。

順番-解説図4

らに、下図5のようなかけっこの問題は、入れ替わったあとの図がないので、多少難しくなります。

順番-解説図5

かけっこをして追い越したり、追い越されたとき、順番がどうなるのか、誰が1番になって誰が2番になるのか。
理解ができていればそう難しくはないのですが、「順序数」がまだそこまで身についていないお子さんにはハードルの高い問題です。

先の問題のように、まず移動するイヌを線で消して、移動先に印をつけるのも方法の一つですが(図6-左・右)、日頃から順序数のセンスを磨いていくことも、とても大切です。

順番-解説図6

子どもと一緒に、人形やおもちゃの乗り物を並べる、かけっこや運動会ごっこをして遊んでみる。
また何かで輪っかをつくり、その中に2人以上入って電車ごっごをしてみるのも楽しいでしょう。
ごっこ遊びを通して、並んだり、順番を意識したりして、楽しい経験をしながら「順序」の感性を磨いていくのです。

外出時で並ぶことがあれば「あと○人待ちだね。」とか、レストランで「3名様どうぞ」と言われたとき、「今、前から3人が入ったよ。」など、意識して伝えていくと子どもにも分かりやすいのではないでしょうか。