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地図上の移動
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[サンプル]地図上の移動
教材の内容詳細

地図上の移動の問題は、幼児にとって最も難しい課題の一つです。
小学校受験の入試でもさまざまな形で出題されています。

地図上の移動-解説図1

この問題に入る前に、基本は自分の左右がちゃんとわかっていること、さらに対面での左右が理解できているかが大切です。
左右の理解は、まずは自分の右手・左手から始まりますが、次に向かい合った相手の右手・左手がどちらなのか学習できているでしょうか。

地図上の問題は、道をすすんでいき、交差点で右に曲がるにはどちらに行けばよいのか、または左に曲がるにはどちらに行けばよいのか、これを理解する必要がありますが、幼児にとってこれはかなり難しい課題です。
進んでいく方向によって、どちらが右なのか、左なのか混乱しがちになってしまうからです。

例えば下図1のように、交差点への入り方は4か所ありますが、郵便局の位置からは、図を見ている自分と同じ方向なので、あまり問題はありません。
交差点で右に曲がるときも、左に曲がるときも、自分の左右と同じに考えればいいからです。

地図上の移動-解説図2

パン屋と花屋からの入り方は、自分の体を同じ向きにして考える必要があります。
難しいのは公園からの入り方です。この場合は自分と反対の向きなので、左右も反対になってしまい、とても間違いやすいところです。

また、位置を表す表現も様々で、
「次の道を左に曲がって進み、そこから2つ目の交差点を右に進み…」
「ふみきりを渡って進み、つきあたりを右に曲がって3件目の家」
というようなお話を聞いて移動していく問題は、なかなかハードルの高い問題です。

さらに、地図を見ながら移動する、または地図を見ずにお話を記憶してその通りに移動する場合がありますが、受験を目指すお子さんは、どちらでもできるようにしておかなければなりません。

このような問題は、経験なくプリント学習のみでできるものではありません。
しっかり日常の中で体験させてあげることが大切です。

まず、日頃から左右の概念を身につけるような体験をさせてあげましょう。
(向かい合って右手を上げたり、握手をしたりなど)
次に地図の上でミニカーを走らせてみたり、お人形を使って移動させてみることからはじめてみましょう。

そして、なるべく普段の生活の中でも、道を歩いているとき、あるいは車に乗ったときなど、「右に曲がるよ」「次の交差点をまっすぐすすむよ」など意識して、このような言葉を使いながら経験させてあげましょう。
家族で外出するときなど、普段から地図を見る機会を増やしていくのもおすすめです。

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