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「ハーメルンのふえふきおとこ」グリム童話

ある日のこと、ハーメルンの町でネズミが大繁殖し、人々を悩ませていました。
ほとほと困り果てた、市長のところへ、ある男が現れます。ネズミを退治してくれたなら、褒美に金貨を与えよう、と、市長は男に約束をするのですが…

『ハーメルンの笛吹き男』は、グリム兄弟の「ドイツ伝説集」の中に収められている民間伝承です。
ハーメルンに現れた1人の男が、130人の子供たちをどこかへ連れ去ったという実話を元にされていると言われ、不気味な雰囲気を醸し出しながらも、どこか人をとらえて離さない魅力で、長い間、人々を惹きつけてきました。
ドイツ中世史のミステリーをお楽しみ下さい。

「ハーメルンのふえふきおとこ」のあらすじ・ポイント

  • 【おもな登場人物】
    笛吹き男、ハーメルン市長、街の人々・子どもたち
  • ハーメルンの街は子どもがたくさんいるにぎやかな街だった。
    ある時、街ではネズミが大繁殖して人々は困っていた
  • そんなある日、市長のもとに男が現れ、「ネズミを退治してみせる」と言う
    市長は、退治できたら金貨を渡すという約束をして、男に退治を依頼した。
  • 男はさっそく街の中心地に向かい、持っていた笛を吹くと、ネズミたちが集まってきた
    男はそのまま笛を吹きながら川へ入り、ついてきたネズミたちを溺れさせることで退治に成功した。
  • 男が市長のもとへ戻り報酬を求めると、市民は金が惜しくなったのか、「笛を吹いただけ」「ネズミが勝手についていっただけ」といい支払いを渋った
  • 怒った男は街の中心地へ行き、再び笛を吹くと、今度は子どもたちが集まってきた
    男は子どもたちを引き連れたまま街の外へ出ていき、ほら穴に入って入り口はふさがれてしまった。
  • 大人たちは後を追いかけ説得したが、結局、子どもたちは戻らなかった
    子どもたちのいなくなった街で、人々は悲しみ暮らした。

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※ストーリーは一般的に知られているものを元に、のびラボでの編集を加え作成しています。

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