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「かさじぞう」日本のおとぎ話

おじいさんがおじぞうさまに被せたのは、笠と“手ぬぐい”。実は、ふんどしを被せたという話もあるんです。
地域によって話が異なる話であるため、一般的によく知られているストーリーにまとめました。

雪深い国で暮らす、貧しくとも心の優しいおじいさんとおばあさんが、寒さに耐えるおじぞうさまに笠を被せてあげたお礼に、恩返しを受け、無事に年越しをするというお話です。

おじいさんとおばあさんの優しい気持ちに、ぜひ寄り添っていただけたらと思います。

「かさじぞう」のあらすじ・ポイント

  • 【おもな登場人物】
    おじいさんとおばあさん、地蔵たち
  • とある雪の多い村に、貧しい暮らしをするおじいさんとおばあさんが住んでいた。
    年の瀬であるが正月を迎えるための餅米もないので、おじいさんは仕方なく、おばあさんの着物を売りに街へ出かけた。
  • 着物は売れず、街にいた笠売りに持ちかけられて着物とを交換した。
  • 帰り道、お地蔵様が6体並んでいるのを見かけた。
    おじいさんは寒そうな様子を不憫に思い、雪を払って笠をそれぞれにかぶせた。
    笠は一つ足りなかったので、おじいさんは自分の被り物をとってお地蔵様にかぶせた。
  • おじいさんは帰宅し、おばあさんに事情を話すと、おばあさんは「それはよいことをしましたね」と言い、おじいさんを責めなかった。
  • 大みそかのその夜、二人が寝ていると、ドスンというような音を聞く。驚いて戸を開けてみると、家の前に米俵や魚、野菜などが積まれており、遠くには、笠をかぶったお地蔵様たちが去っていく姿が見えた。
  • おじいさんとおばあさんは、良い新年を迎えることができた。

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※ストーリーは一般的に知られているものを元に、のびラボでの編集を加え作成しています。

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