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「はだかのおうさま」アンデルセン童話

「はだかのおうさま」は、アンデルセン童話の名作です。
「批判や反対を受け付けないため、本当の自分がわかっていない権力者」という比喩の言葉としても有名です。

のびラボ!チャンネルでは、今回、この独裁者の王様を、ちょっと愛おしく思えるストーリーにまとめてみました。
おしゃれな王様が詐欺師にだまされて…、はだかで街をパレードする姿を見て、人々はどのような反応をするのでしょうか。
自分だったら、正直に「王様、はだかだ!」と言えるかどうか?
愚か者になりたくないか、正直者になれるかどうか。
のびラボ!チャンネルの「はだかのおうさま」をご覧になって、自身に問いかけていただけたらと思います。

「はだかのおうさま」のあらすじ・ポイント

  • 【主な登場人物】
    王様・衣装の仕立て屋・大臣、家臣たち・街の人々・街の子ども
  • あるところに、おしゃれが大好きで新しい衣装を次々に求める王様がいた。
  • ある日、とある仕立て屋が王様のところにやってきた。彼は、「愚か者の目には見えない」という不思議な布地を使って、すてきな服を作ることができるという。王様は喜んで注文し、大金を払った。
  • 仕立て屋はさっそく城の部屋に織り機を置き、布を織り始めた。王様は、どんな布なのか気になり大臣を視察に行かせた。大臣が見ると、仕立て屋は仕事をしているようだが手元には何も見えない。大臣はうろたえるが、王様には「みごとな布でございます」と報告した
  • 他の家臣が視察に行くも、誰の目にも布地や衣装は見えない。しかし同様に、王様には「すばらしいものでございます」とそれぞれ報告した。
  • ついに衣装が完成し、仕立て屋は王様に衣装を献上するが、なんと王様にも見えなかった。しかし、家臣たちが見えているというものを自分が見えないというわけにもいかず、王様は衣装を褒め称え、周囲もそれに合わせて称賛した
  • 王様はこの衣装を着て、街でパレードをすることにした。王様は見えない衣装を身にまとって街を行進したが、集まった街の人々は、何も着ていない王様を見て驚いた。しかし布地の噂話を聞き、自分が「愚か者」とされるのをおそれて衣装を褒め称えた。
  • そのとき一人の小さな子どもが「どうして王様は裸なの?」と大きな声で叫んだ。人々は「やっぱり何も着ていらっしゃらない」とざわついた。その騒ぎは王様の耳にも入り、はずかしく思ったが、パレードをやめるわけにもいかず、そのまま進んでいった。

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※ストーリーは一般的に知られているものを元に、のびラボでの編集を加え作成しています。

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